

『音読劇―声に出されることを前提として書かれていない文章を声に出して読むことについて―』
劇団トム論は2025年~2026年にかけて「ドーナツの穴」というキーワードから、『不思議の国のアリス』をヒントに創作を行っています。2025年3月には高齢者と子供向けに『不思議の国のアリス』を発表しました(劇団トム論名義の発表ではありません)。6月の『あけておく』では「ドーナツの穴」に主眼を当て、形而上学・哲学の文脈も含めながら「何が演劇か(演劇はもともとそこにあるのか、作られるのか)」について思索し、その上演を試みました。
2025年11月は「音読と朗読」に着目して『音読劇―声に出されることを前提として書かれていない文章を声に出して読むことについて―』を上演します。
団体発足当初から取り組んでいる「演劇とは何か」という問いから、「何が演劇か(演劇はもともとそこにあるのか、作られるのか)」(『あけておく』)、「音読と朗読」(『音読劇』)の検討を経て、「朗読不可能性」「そして演劇へ」という段階を辿り、思考が生じる場を舞台上に構築することを目指します。
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会場
左京西部いきいき市民活動センター 会議室2
(京都市左京区田中玄京町149)
日時
2025年
11月23日(日)13:00、15:00
11月24日(月祝)14:00、16:00、18:00
*受付開始・開場は開演15分前
*定員は各回10人程度の予定
運営協力金
1,000円
予約
Googleフォームよりお申し込みください。
演出
葛󠄀川友理
出演
岡田眞太郎 望月歩
京都芸術センター制作支援事業
出演協力者募集
声に出されることを前提としない文章を読む実験の出演協力者を1〜2名募集します。11月4日(火)19:00〜21:00に京都芸術センターで行う稽古に参加いただき、その後の面談を経て決定します。
条件
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中学生以上(未成年は保護者の許可を得てください)
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演劇経験不問。音楽やスポーツの経験者歓迎。
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参加費はありませんが、出演料もありません。
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以下の稽古日程のうち8割程度参加できること
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稽古日程
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2025年11月
5日(水)、7日(金)、10日(月)、11日(火)、12日(水)、14日(金)、17日(月)、18日(火)、19日(水)、21日(金) -
各日18時頃〜22時頃
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稽古場所
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京都芸術センター
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以下の本番日程に参加できること
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本番日程
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11月23日(日)10:00〜17:00
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11月24日(月祝)10:00〜20:00
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本番会場
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応募方法
Googleフォームよりご応募ください。
劇団トム論とは
2019年結成。岡田眞太郎・小川晶弘・葛川友理の3名で京都を拠点に活動。「演劇」と「演劇でないもの」の境目を探ることに興味がある。
創作スケジュール(予定)
2025年
3月末 高齢者と子供向けの小作品の発表(3月27日)
6月 「あけておく」
11月 「音読劇」
2026年
3月末 高齢者と子供向け小作品の発表
5月 フルスケールでの作品上演
11月 フルスケール作品のリクリエーション上演
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